お食い初め
※季節によって料理内容が変わる場合がございます。
お食い初め
「お食い初め」とは、生後100日目に赤ちゃんに初めて食べ物を与える儀式です。子どもの成長を祝うとともに、子どもが一生食べ物に困らないよう願う儀式でもあります。
食材の意味
尾頭付の焼き鯛 | 大海を悠々と泳ぐように成長し、賢い子に育つように |
---|---|
なます | えんぎ物(正月のおせちと同じように赤白の意味) |
赤飯 | 赤い飯が太陽、小豆が星々を意味し、宇宙の恵みを体内に入れる |
タコの足 | 歯ぐきに見立て、丈夫な歯ぐきになるように |
石 | 石のように固く、丈夫な歯が生えるように固い意思を持てるように にぎることで手の力がつくるように |
こんぶ(煮物) | 喜びの多い人生を歩めるように(煮物)長寿の源である海、山の幸を体内に入れる |
蛤のすまし汁 | 二枚貝のように将来はよき伴侶と結ばれるように |
梅干し | 顔がしわでいっぱいになるまで長寿になるように |
方法
◎養い親(親戚・祖父母の中で最年長)が箸役となり、食べさせるまねをする。
(長寿にあやかる)
◎男の子は男性に、女の子は女性に頼む。
◎男の子は左膝に、女の子は右膝の上に座らせる。(母親が抱いてもよい)
◎赤飯→汁→(又はなますこぶ)→魚→赤飯
◎上記の手順を3回繰り返す。(赤飯は一粒でいいから食べさせる)
◎箸を石(たこ)に触れ、赤ちゃんの歯ぐきにあてる。